阪神・藤川監督が明言 ドラ1立石&ドラ2谷端は春季C宜野座スタート「もちろん」 2・11紅白戦で新人大集結へ

 阪神・藤川球児監督(45)が24日、ドラフト1位・立石正広内野手(22)=創価大=と、同2位・谷端将伍内野手(21)=日大=を来春キャンプは宜野座組でスタートさせることを明言した。2月11日にはキャンプ2度目となる紅白戦を開催予定。2人に加えて同3位・岡城(筑波大)、同5位・能登(オイシックス)、育成2位・山崎(関西独立リーグ兵庫)も起用する方針だ。

 南国の太陽の下、元気いっぱいの声がグラウンドに響きそうだ。藤川監督がドラフト1位・立石、同2位・谷端の宜野座キャンプスタートの方針を明かした。

 「立石、谷端に関してはもちろん宜野座スタートでいきます。(宜野座に)行く予定です。コンディション次第で。ここから(新人合同)自主トレがありますから」

 年明けからSGLで新人合同自主トレが始まる。ケガなく段階をクリアしていけば、宜野座キャンプスタートが正式決定する運び。ドラフト1位、2位野手コンビが「2・1」に宜野座にそろい踏みすると球団史上初となる。

 「満点ドラフト」の成果と期待の表れだ。「ドラフト1位、2位の選手に関しては大学でしっかりやってきてますから」と藤川監督。OB、メディア、ファンの視線も2人なら乗り越えられると判断。「チーフの小谷野とともにやってもらいたいんで。右バッターは育ってきてますから。小谷野に預けます」と小谷野塾の入門も決めた。

 同学年の2人は仲が良く、大学ジャパンでもチームメート。15日の新入団会見でも意気投合する姿が見られた。先輩に囲まれて過ごすキャンプ期間は気苦労も多い。ホテルや移動中に気心知れた存在がそばにいれば、互いに心強いに違いない。

 2月11日には宜野座にルーキーが大集合する。立石、谷端は7日の紅白戦(宜野座)、8日の日本ハムとの練習試合(名護)で実戦デビューする可能性を残すが、藤川監督は11日の紅白戦に高卒新人の同4位・早瀬以外のルーキーを起用するプランを練っている。「もともとその辺りを狙っていたので、新人選手に関しては2・11」。具志川キャンプから同3位、岡城、同5位・能登、育成2位・山崎らも合流し、デビューを飾る見込み。トミー・ジョン手術明けの同1位・神宮も状態次第で登板がありそうだ。

 アピール次第で開幕1軍も見えてくる。新人だけでなくファンにとっても大注目の一戦となる。

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