阪神・石井 来季60戦登板宣言「キャリアハイ超えたい」有言実行を意識 数字にこだわりさらなる飛躍へ

 阪神の石井大智投手(28)が来季は60試合登板を果たすことを誓った。今季は53試合に登板して防御率0・17。レギュラーシーズンでは50試合連続無失点を記録したが、右腕が気にかけたのは登板数だった。「今年の53試合も終わってみると少ない。キャリアハイは(24年の)56試合なので、そこは超えたい」と意欲を示した。

 目標を堂々と宣言したのには理由がある。「結果を出していなかった時は(目の前の)数字が先行してしまって。1回、岩崎さんにも怒られたことがある」。投げる準備をしていた中で登板がなくなり、態度や表情に出た。「チームで戦っているからそれは良くない」と先輩から注意を受け、目指す登板数を口に出せずにいた。

 しかし立場が変わった。1軍に欠かせない存在となった今、「数字的なことは逆に言っていこうかなって」と有言実行を意識して来季に臨む。そのためにも今オフはトレーニングから数字を重視。「VBT(動作の速度を数値で測りながら負荷を調整するトレーニング法)ももっと求めていきたい」。数字にこだわり、さらなる飛躍を目指す。

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