阪神・西純矢 楽天・黒川と共闘“野球漬け”自主トだ 「NOMOジャパン」で旧知の仲、打撃中心へ野手の心得学ぶ

 交流試合で二塁打を放った西純
野球教室で手本を見せる西純
野球教室で笑顔を見せる西純
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 今秋から野手へ転向した阪神の西純矢外野手(24)が21日、来年1月に同学年の楽天・黒川史陽内野手と自主トレを行うと明かした。黒川とは中学時代から家族ぐるみで交流があり、元メジャーリーガーの野茂英雄氏が率いる中学硬式野球の日本代表「NOMOジャパン」でも共に戦った仲。「本当に仲のいい選手なので、なれ合いにならずにしっかり練習できる」と“野球漬け”の日々を思い描いた。

 10月に野手転向の記事を読んだ黒川からすぐに連絡が来た。「自主トレやろうぜ!」。今年まで西勇と4年連続で自主トレを行っていたが、打撃中心にシフトチェンジするため、誘いを受けることを決意した。

 二人の関係に遠慮はいらない。「(黒川は)1軍でも今年しっかり実績を積んで、学ぶところは多い」。今季83試合に出場し、打率.299、4本塁打と飛躍した同級生から存分に吸収する心づもりだ。

 この日は広島県呉市の鶴岡一人記念球場(呉二河球場)で行われた野球イベントに参加した。子どもたちとの交流試合では2打数2安打と大活躍。打撃練習を教える場面では「もっと強く振った方がいいで」と、自らも胸に刻む阪神・糸井スペシャルアンバサダー(SA)の言葉を受け継いだ。

 「僕がやることは、どんどん力を付けていってという段階。一日一日大事に練習していく」。鍛錬の冬を乗り越え、まずは支配下に返り咲く。

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