阪神・近本 来季導入「拡大ベース」に合わせた新スライディング模索へ「キャンプの時にやってみないと」
阪神・近本光司外野手(31)が12日、26年から1軍でも導入される方針の「拡大ベース」に合わせたスライディングを習得する考えを明かした。1辺が約7・6センチ大きく、一塁から二塁の距離は約11・4センチ短くなる。
けがのリスクを減らすために導入されるが、近本は「スライディングする距離も短くなる。11センチでけがのリスクが増えるかもしれない」と懸念する。離脱となれば盗塁数も必然的に減ってしまう。「スライディングがすごく大事。どういうポジショニングでつくかっていうのはキャンプの時にやってみないと分からない」と新スライディングを模索していきたい。
メジャーでは22年に2486だった盗塁数が、拡大ベース導入後の23年は3503に激増。近本もうまく適応すれば今季32だった盗塁数をさらに伸ばせるかもしれない。
この日はアドバイザリー契約を結ぶアシックスのプロモーション撮影に参加。人気野球ユーチューバー「トクサンTV」とコラボ撮影した。「気分が高まる」という黄色を基調とした自主トレ用新スパイクを披露。「藤川監督もよく黄色のスニーカーを履いていたし」とタイガースカラーの新相棒とともに走塁に磨きをかけていく。
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