阪神・熊谷 遊撃譲らん!新助っ人候補デバニー&木浪&小幡ら争い激化「ショートで出たいって思い例年より強い」
阪神の熊谷敬宥内野手(30)が6日、滋賀県大津市の「琵琶湖グランドホテル・京近江」でトークショーを行い、遊撃の定位置を奪取することを誓った。
雄大な琵琶湖の前で大きな誓いを立てた。今季は自己最多の85試合に出場し、打率・224、1本塁打、18打点とプロ初本塁打を記録したが、満足はしていない。
「ショートは今年やってきた。ショートで試合に出たいって思いは例年より強い」
今季は木浪、小幡と遊撃での出場機会を分け合った。遊撃が固定されれば連覇へ近づく。新外国人候補として、前パイレーツのデバニーの名前が挙がるが、その位置には自身が座りたい。「まずはショートの動きがしっかりできたら。ショートは大事かな」と特別な思いがある。
まずは打撃の向上だ。「5番くらいまでは打順として成り立っている。6番以降はキャッチャーを除けば打線という感じではない。そこがしっかりすれば、もっと上位打線にチャンスで回せる」。自身が核となり、打線を活性化させたい。
秋季キャンプで目に留まった選手を問われた藤川監督が「あまりいないですけどね」と話したことも熊谷の心に火を付けた。「目に留まらなかったということはまだまだだなと。伸びしろだらけだな」と前向き。本職の定位置を埋め、連覇へ欠かせないピースとなる。
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