なぜ優勝の阪神が3位の巨人と来季開幕戦で対決するのか?5位の広島に開幕権が与えられた理由とは 開幕カードの決定方式を解説
NPBは5日、来季のセ・リーグ開幕戦日程と対戦カードを発表した。
2年ぶりにリーグ優勝を果たした阪神は3位の巨人、2位のDeNAが6位のヤクルト、5位の広島が4位の中日と顔を合わせることになった。なぜ、このような組み合わせになったのだろうか。
セ・リーグでは2年前の順位を元に、上位3球団が開幕戦の主催権を持つ。だが、2024年に2位だった阪神は、これまでと同様に本拠地・甲子園がセンバツ高校野球開催中のため使用できないことから、開幕主催権を返上。これによって来季の開幕主催権は2024年優勝の巨人、同3位のDeNA、同4位の広島が持つことになり、開幕権を返上した阪神は東京ドームで巨人と対決し、DeNAが同5位のヤクルト、4位の広島が本拠地・マツダスタジアムでの開催主催権を手にし、同6位の中日と対戦することになった。
一方、パ・リーグでは3年前の順位を元に開幕カードが決められていることから、2026年の開幕カードは2023年1位のオリックス、2位のロッテ、3位のソフトバンクが開幕主催権を持つことが濃厚。
阪神としては、オリックスに開幕主催権がなければ、京セラドームで開催することも可能だったと思われるが、それでもオリックスは24年が5位だったため、開幕主催権を失うことが濃厚。27年がセ・パ同日開幕となれば、阪神は京セラドームでDeNAと対戦した23年以来、4年ぶりにホームで開幕戦を迎えることになりそうだ。
関連ニュース





