阪神・藤川監督の今季MVP「坂本、中野、大山」 チーム支える役割「どれだけ難しいことで価値のあることなのか」

 阪神の藤川球児監督(45)は31日、今季のMVPに坂本誠志郎捕手(31)と中野拓夢内野手(29)、大山悠輔内野手(30)の名前を挙げた。「グラウンドを見ていて一番頑張ったのは坂本。それから中野」とたたえた。

 派手には映らない。だからこそ、MVPであると指揮官は熱弁した。坂本は正捕手として自己最多の117試合に出場。女房役として、懸命に投手陣を引っ張ってきた。中野は昨季低迷した打撃に輝きが戻り、堅実な守備でも勝利に貢献。大山も森下や佐藤輝を5番という役割で支えた。

 「チームを支えるというのが、どれだけ難しいことで価値のあることなのか。表舞台で非常に勇ましく戦っている。チームが勝つためには見えないような小さなことが重要。それを体現してくれていたのが2人(坂本と中野)。大山も入ります」

 組織で勝つ。藤川監督が求めてきたことだ。もちろん佐藤輝や森下がいなければ、優勝はなかったかもしれない。ただ、その中で縁の下の力持ちとして貢献した選手がいることを忘れてはいけない。指揮官の思いが詰まったMVPの指名だった。

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