阪神・佐藤輝 日本S史に刻んだ5戦連続タイムリー 「向こうが本当に強かった」悔しさ糧にさらなる飛躍へ

 「SMBC日本シリーズ2025、阪神2-3ソフトバンク」(30日、甲子園球場)

 シリーズ史に名を刻んだが、頂点にはたどり着けなかった。阪神・佐藤輝は表情を変えることなく、相手の胴上げを見つめた。「チーム力っていうかね、向こうが本当に強かったなと思います」。悔しさを押し殺しながら、言葉を紡いだ。

 負けたら終わりの崖っぷちの一戦。虎の4番はプレッシャーのかかる中でも結果を出した。1-0で迎えた五回2死一、二塁。左腕・ヘルナンデスに3球で追い込まれたが、簡単に終わらないの今年の佐藤輝だ。カウント1-2から5球目の際どい外角スライダーを見送ると、ファウルを挟んだ7球目。甘く入った直球を逃さずに、中前へ鋭い打球を運んだ。

 これで、日本シリーズ5試合連続打点を記録。昨年のDeNA・桑原に並ぶ、日本記録となった。さらに連続適時打に限れば、シリーズ史上初の快挙となった。

 チームとして、5試合で8得点と苦しんだ今シリーズ。その中でも、打率・368、5打点の活躍で敢闘賞を受賞した。ただ、「チームを勝たせられるような働きを、もっとしたいですね」と笑顔はなかった。

 今季は40本塁打、102打点で打撃2冠に輝き、チームのリーグ優勝に大きく貢献した。2年前より、大きくなって迎えた大舞台。確かな自信があったが、日本一には届かなかった。悔しさを胸に、進化につなげていく。

 ◆初の5試合連続適時打 佐藤輝が今シリーズ第1戦から5試合連続で打点を挙げ、24年桑原(DeNA)と並びプロ野球最長となった。桑原は第2戦から6戦までで、シリーズ初戦からに限ると佐藤輝が初。また桑原の打点は第5戦の押し出し死球を挟んでおり、日本シリーズでタイムリー安打を5試合続けたのは佐藤輝がプロ野球初となった。

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