阪神・高橋遥人が7回までノーヒットノーラン 18年の巨人・菅野以来の快挙は八回に初安打許して達成ならず
「JERA CSセ・ファイナルS・第3戦、阪神-DeNA」(17日、甲子園球場)
阪神の先発・高橋遥人投手が、序盤から無安打投球を続けている。
初回、1死から桑原の三塁線への打球を捕球した佐藤輝が一塁悪送球。カメラマン席に送球が飛び込み、走者は二塁に進んだ。続く1死二塁で打者・佐野。カウント3-1から狙い球を直球に絞っていた打球は、中野の左側を襲う痛烈な打球となったが、素早く回り込み、体を前傾にしてイレギュラーしても胸に当てて前に落とすという懸命の姿勢を見せて捕球し、打者走者をアウトにした。
この回を無失点で切り抜けると、三回には石上、ケイ、蝦名を3者連続三振。四回も桑原、佐野を三振に仕留めて5者連続三振とした。さらに、筒香の中前に抜けそうな打球を再び中野が横っ飛びで好捕。素早く起き上がって一塁をアウトにした。さらに六回には代打・フォード。中堅右に落ちそうな飛球を近本がスライディングキャッチ。味方の好守に助けられながら無安打投球を続けた。
七回も桑原を三ゴロ、佐野はバットを折って遊ゴロ、筒香を三飛に仕留めた。八回も先頭の牧を一飛に仕留めたが、続く代打・松尾に中前打を許して快挙達成を逃した。
CSファイナルで無安打無得点投球となればプロ野球史上初。CSでは2018年のセ・ファーストS第2戦で巨人・菅野が記録している。
7回までの投球数は87。7奪三振、内野ゴロ11個、フライアウト3個という投球内容になっている。
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