阪神優位のセ・CSファイナルS-攻撃の幅の広さも一枚上 初戦を取れば【谷佳知氏の展望】
プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)は15日にセ、パ両リーグのファイナルステージが開幕する。2年ぶりにリーグ優勝し、1勝のアドバンテージを持つ阪神は14日、6試合制で行う「2025 JERA クライマックスシリーズ セ ファイナルS」のDeNA戦に向け、甲子園で最終調整。デイリースポーツ評論家の谷佳知氏が決戦を占った。
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強力な投手陣を誇り、近本、大山、佐藤輝ら経験豊富な主力野手を擁する阪神の優位は動かない。
DeNA打線はファーストSで4本塁打が飛び出すなど効果的な攻撃で得点を重ね、勢いに乗っている。筒香、蝦名ら状態が良い打者も多い。ただ、阪神投手陣を相手に、広い甲子園球場で同じような攻撃は望めないだろう。ロースコアの展開が予想される。
終盤のリリーフ勝負になれば、石井、岩崎、及川、ドリスら層が厚い阪神に分がある。レギュラーシーズンの疲労も抜けて、力通りの投球が期待できると思う。
一方で、主力野手は2週間近く実戦から遠ざかっており、打席での感覚をいかに早く取り戻せるかが鍵になる。
久々の実戦だと打者は慎重になりがちだ。その点、初戦先発の東は制球良く、どんどんストライクゾーンに投げ込んでくるので、積極的に振っていきやすい側面がある。上半身のコンディション不良からの復帰登板で本調子ではないかもしれないが、振っていく中で、できれば1、2打席目までにスイングの感覚を取り戻したい。
たとえ安打が出なくても、阪神の主力打者は四球を取れるし、近本、中野が足を絡めて相手を揺さぶることもできる。攻撃の幅の広さという面でも、DeNAより一枚上だろう。
優勝チームは初戦を取れば、アドバンテージの1勝を含めて2勝となり、絶対的に有利な立場となる。ホームの大声援の後押しを受けて阪神が初戦を取れば、一気に勝ち抜ける可能性もある。
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