阪神２軍・早川 粘投６回２失点、三振意識して７Ｋ ＣＳへ照準「力みすぎずに出し切っていきたい」
「ウエスタン、阪神２－２オリックス」（２６日、日鉄鋼板ＳＧＬスタジアム）
連打を浴びながらも粘投を見せた。阪神・早川は６回を４安打７奪三振２失点。キレ味抜群の変化球で奪三振を重ねた。
初回と二回は三者凡退も、悔やまれるのは１点リードの三回だ。先頭の内藤に左線二塁打を浴びた。暴投で三塁に進まれ、同点の中前適時打。さらに２死三塁から麦谷に左線への勝ち越し適時二塁打を許し、額からは大粒の汗が滴った。それでも後続は断ち、その後は得点を与えなかった。
ゴロを打たせる投球が持ち味の投手だが、この日は三振を意識していた。「ゴロでも１点が入る時もある。三振が欲しい場面。球数も増えたけど三振も増えた」と実戦を意識した思惑通りの内容だった。登板機会がなく２軍再調整となったが、照準はＣＳに合わせる。「登板があるとしたら力みすぎずに出し切っていきたい」と力を込めた。
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