阪神 危険球退場の才木 胴上げ前に広島ベンチへ頭下げる 石原が手を上げて応える姿「気持ちは楽になりました」
「阪神2-0広島」(7日、甲子園球場)
阪神が2年ぶり7度目のリーグ優勝を果たした。
五回途中、石原への危険球で退場した才木は広島ベンチに頭を下げ、マウンドにできた輪に加わった。四回まで無失点だったが、先頭石原への死球でまさかの降板となっていた。
才木は「何もなく喜ぶのはできないし、違うと思うので。ちょっと向こうへ一礼だけ、一礼だけさせていただいて。石原さんが手をあげてくれたんで、ちょっと気持ちは楽になりました」と心境を口にした。
1990年巨人の「9・8」を上回り、NPB史上最速V。2位巨人に17ゲーム差をつける独走で、一気に頂点へ駆け上がった。
シーズンを通じて、村上との2枚看板でチームを引っ張った才木。この日の投球には悔しさが残ったが、「自分と村上で何とか2人で10勝しながら回ってこられた。そこに関しては嬉しく思います」とうなずいた。
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