阪神・石井 46試合&45回連続無失点 球団2位・小山正明47回にあと2 1回1安打無失点で8セーブ目

 「中日3-5阪神」(2日、バンテリンドーム)

 八回でも九回でも仕事は変わらない。阪神・石井大智投手は1回1安打無失点。いつも通りの投球で試合を締めた。

 九回、テンポ良く2死を奪うも、迎えた石伊に放たれたのは、センター返しのライナー。打球直撃の悪夢がよぎる勢いだったが、なんとかよけて中前打に。それでも最後は代打・板山を遊飛とし、8セーブ目。マウンドで拳を掲げた。

 これで自身が持つNPB記録を再び更新。46試合連続無失点に伸ばした。さらに45イニング連続無失点も達成。1962年に小山正明が記録した球団2位の47回に肉薄。1位の藤川監督が持つ47回2/3も射程圏内だ。

 指揮官は九回での起用に「一番大変なところを岩崎に行ってもらった」と説明。それでも九回を任されるのは信頼の証しだ。「また明日も頑張ります」と右腕。淡々と仕事を果たしていくだけだ。

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