阪神・高橋は5回2失点 湿度60%超えの中、4年ぶり巨人戦勝利投手の権利を持って降板

 「阪神-巨人」(30日、甲子園球場)

 阪神の先発・高橋は5回8安打2失点。気温30度を超え、蒸し暑い中、懸命に腕を振った。

 初回は無失点に抑えたが、1点の援護をもらった直後の二回に1死一、二塁のピンチを背負い、リチャードに同点打を献上。悔やまれるのは五回だ。2者連続三振を奪った後、2死一、二塁から岸田に左翼線へ適時二塁打を浴び、再び同点とされてしまう。それでも打線が五回に再び勝ち越し、左腕は勝利投手の権利を持って降板となった。

 高橋は今季巨人戦初先発。試合前まで、通算14試合で5勝7敗ながら防御率2・34だった。同戦の勝ち投手となれば、21年以来4年ぶりとなる。

 前日は「大きいのを打てる人がいるので、そこまでランナーをためないようにしたい」と長打を警戒していた。

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