阪神・平田2軍監督 顔面死球の百崎は「意識はあったけど」試合中に病院へ「脳しんとうの可能性もある」

 「ウエスタン、阪神4-0オリックス」(1日、日鉄鋼板SGLスタジアム)

 先発の早川が7回8安打無失点と粘投。2番手の富田がわずか8球で三者凡退に抑え、最後は岡留が締めてチームは完封勝利した。

 7月31日に出場登録を抹消された糸原が「2番・DH」で2安打と躍動。前川は降格後から7試合連続安打とアピールを続けている。

 七回は百崎が左頰に死球を受けて途中交代。一時試合が中断され、球場内は騒然となった。百崎は病院へ向かった。平田2軍監督は「意識はあったけど、ちょっとやっぱ、顎らへんだったんで。そういうところでは脳振とうの可能性もある。簡単に考えてるわけじゃないけど、しっかり診察してもらって、安静にして、明日の様子を見てね」と話した。

 平田2軍監督の一問一答は以下の通り。

 -先発の早川が粘り強く投げた。

 「8安打打たれてるような感じはしないよね。すごく落ち着いて丁寧に、これはほんと丁寧にね。フォアボール0でしょ。(カウント)スリーツーから。でも、もうフォアボール出すっていう空気じゃないもん。他のね、まだちょっとしたピッチャー、フォアボールかなっていう不安がよぎるけど、早川の場合はスリーボールになっても慌てない。その辺のやっぱコントロールっていうのは持ってるよね。丁寧に丁寧に投げてるよ」

 -持ち味を出せた。

 「もちろん。この前みたいに中継ぎでも、2イニング、いいピッチングをしたり。いろんなね、彼の場合はそういうロングリリーフもできる、先発もできるというところも含めてね。今日でもまとめてきよるやん」

 -前川は7試合連続安打。

 「うん、もう前川は調子をずっと維持してるし、やはりまた糸原が来て、そういうところで締まるというかな、打線がね、2番で。原口にしてもね。若い子たちにいい見本だ、明日も早く来て原口打ってんの、あの左バッターなんか今、福島や川崎や、ちょっとこれをしっかりね、まねなんかできないけど、参考にしろっていうことを、原口もそうだけど、糸原にしても、いいバッターっちゅうのは、もうやっぱ練習しよるな。そういうところには、若い選手にはまたいいね、参考になる。また結果も出しよるやん」

 -糸原は打席数を踏んでいく。

 「そう、もう今日は6打席目はね、ちょっともう5打席立ったんで、若い子に打席に立たしてあげてくださいっちゅうことだったんで変えた。川崎が…(川崎が横を通る)こら!バット振れ、おまえ。そこで、うん」

 -死球が顔に直撃した百崎は大丈夫か。

 「いやいや、まだ病院に行ってるんで。それは明日にならないとちょっと経過はわからないんで、ちょっと心配だよね。ただ、これをね、向こうのピッチャーもケアしてあげないと。それでコントロールが悪くなったりって、いろんなのを見てるから、そこはもう野球ではちょっとあるんでね、こういうことはね」

 -意識はあったか。

 「いや、意識はありました。うん、意識はあったけど、ちょっとやっぱ、顎らへんだったんで。そういうところでは脳振とうの可能性もある。簡単に考えてるわけじゃないけど、しっかり診察してもらって、安静にして、明日の様子を見てね。診断を見てというところです」

 -小川がベンチ入り。

 「機会があれば実戦に行ける準備はできています」

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