阪神2連勝 右翼・森下が同点阻止のスーパー返球で試合終了!佐藤輝24号V2ランで今季最多貯金19 7月驚異の11勝1敗で勝率・912
「阪神2-1ヤクルト」(13日、甲子園球場)
阪神が2連勝で今季最長の5カード連続勝ち越しに成功した。六回、佐藤輝の自己最多タイとなる24号先制2ランが決勝点。投げては先発の伊藤将が7回3安打無失点で無傷の4勝目を手にした。
九回は岩崎が1点差に迫られ、なお1死二、三塁。ここで増田の右飛で同点の犠牲フライかと思われたが、右翼手森下が本塁へスーパー返球を送り、アウトになった。リクエストでも判定は覆らず、甲子園から大歓声がわき起こった。
試合は0-0で迎えた六回に動いた。先頭の森下が左前打でチャンスメーク。続く佐藤輝の打席で暴投が絡み、無死二塁の得点圏に走者を進めた。ここで4番は2-2からの6球目、少し高く浮いたチャンジアップを見逃さなかった。
右翼ポール左に飛んだ打球は、浜風をものともせずにスタンドイン。今季初となる甲子園右翼席への一発は、打球速度181キロ、飛距離122メートルの特大24号となった。プロ1、3年目に記録したキャリアハイに、85試合目で早くも並んだ。
「ここまで良いピッチングをされて得点できていなかったので、チャンスをものにできて良かったです!」
一方、先発の伊藤将は序盤から安定した投球。四回、2死からオスナ、山田に連打を浴び、得点圏に走者を背負ったが、続く増田を一飛に抑えた。6月11日・西武戦の今季初先発から、好投を続ける左腕はこれで無傷の4連勝となった。
チームは今季最多貯金19。7月驚異の11勝1敗で勝率・917となった。
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