阪神・村上が7回1失点の力投で8勝目の権利 代打送られた八回に味方が逆転

 「DeNA-阪神」(4日、横浜スタジアム)

 阪神先発の村上頌樹投手は7回5安打1失点。1点を追う八回無死一塁の打席で、この日スタメンを外れていた大山を代打に送られた。6月は4試合登板で白星なしに終わったが、7月最初の登板は最少失点での105球の粘投だった。

 その大山の安打から味方が逆転に成功。村上は8勝目の権利を手にした。

 マウンドでは初回をわずか6球で三者凡退で片付けると、三回まで一人の走者も許さず。だが、四回に先制点を献上した。先頭の桑原に四球を与えると、二盗も許して無死二塁。踏ん張りどころで佐野に右翼ポール際フェンスに直撃する適時打を浴びて、1点を失った。

 七回には山本と梶原の連打で無死一、三塁の大ピンチを背負った。ここから京田を二ゴロ、代打・筒香を空振り三振。桑原には10球を要したが中飛に打ち取って、追加点を与えなかった。

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