「ウエスタン、ソフトバンク０－５阪神」（２日、タマホームスタジアム筑後）

　阪神はソフトバンクに快勝した。先発の高橋は５回６安打７奪三振と好投。リリーフ陣もスコアボードに０を並べた。打線は初回無死一塁から福島の右翼線への適時二塁打で先制。その後も長坂の適時二塁打などでリードを広げた。

　平田２軍監督の一問一答は以下の通り。

　－高橋は５回無失点も６安打と捉えられた。

　「それでも三振７個取ってる。７個でしょ。５イニング投げたっていうことと、去年の良い時からどうしても比較しちゃうんでね。それでも７個三振取って、５回ゼロで粘って、抑えてるんだから。普通ならオッケーなんだけどね。全然問題ないんだけど。まだまだ遥人は良くなるっちゅうことよ」

　－島本は３者連続三振。

　「島本はこの前からもう球のキレ、コントロール。本来の持ち味が良い時に近づいてるな。明日連投する。これはもうはっきり言う。島本はね」

　－福島がマルチ安打と先制打。気迫のヘッドスライディングもあった。

　「これはもう明日も使いたくなるよ。初回のヒット。ランエンドヒットやけど。あれでね、１点先取点取ったっていうところで。ヒットも２本でしょ。やっぱりね、これはもう努力しとるよ。バット振ってるしね。スチールの練習も、こつこつ、こつこつ、ずっとやっとる。やっぱりそういう選手。１番練習してるんちゃうか。やっぱり試合で出たいという。ファーストへの三遊間のヘッドスライディング見たやろ。ああいう姿勢よ。試合に出るのが慣れてっていうことはないけど、他の選手はああいう、福島のね、三遊間のヘッドスライディングするぐらい、なんとしてもヒット欲しいねん。そういう姿勢がやっぱりチームに勢いをつける。川崎にしてもそうり川崎は１個（四球を）選んだけどやっぱり普段努力してたら、こういう機会に出してあげようっていう風になる」

　－工藤は満塁のピンチも踏ん張った。

　「トップバッターの入りやな。その点富田の方が安定してるよ。細かいコントロールやキレ、この辺が課題かな」