阪神・井上 3カ月ぶり弾 打撃修正手応え!平田2軍監督「井上もこれで梅雨明けしないと」

 「ウエスタン、阪神1-0中日」(28日、日鉄鋼板SGLスタジアム)

 豪快な一撃をレフトスタンドへ突き刺した。阪神・井上が貴重な先制点となる4号ソロを放ち、チームを勝利に導いた。久しぶりの快音に「良い結果が出たのでよかったです」とうなずいた。

 二回1死で打席に立った。先発・柳の107キロカーブが真ん中付近に甘く入ったのを見逃さなかった。「真っすぐを待っていてうまく止まって反応できた感じ。本当に理想というか良い打ち方ができた」。真芯で捉えると、飛球は左翼スタンドのポール際へ一直線。ダイヤモンドを一周した。

 3月29日のくふうハヤテ戦(SGL)以来の一発。ここまで遠征を外れてSGLの残留練習に臨む機会が多く、その間、打撃修正に努めてきた。「梵さんと話し合いながらバッティングをしている。昨日もヒットは出なかったけど、内容はそんなに悪くなかった。今日はそれが出た」と手応えをにじませた。

 平田2軍監督は「井上もこれで梅雨明けしないと」と今後の覚醒に期待を寄せる。「バッティングだけじゃ(1軍に)上がれない。しっかり練習して自分のできることをやっていけたら」と井上。この一打を皮切りに、真価を発揮していく。

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