阪神・近本「メンタルはケアできた」 リーグ戦再開へ心身とも万全 首位ターンに向けてラストスパート

 中野(右)らと談笑する近本(中央)=撮影・立川洋一郎
 ハツラツとした表情で練習に臨む近本(撮影・北村雅宏)
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 阪神・近本光司外野手(30)は26日、リーグ戦再開に向けて気合を入れ直した。交流戦明けの4日間で心身ともにリフレッシュ。「体というよりは4日間空いているのでメンタルはケアできたかなと思う。また明日からスイッチ入れて頑張ります」。リスタートへ、コンディションは万全だ。

 前半戦残り21試合のテーマは原点回帰。交流戦は8勝10敗と苦戦した。49年ぶりとなる5試合連続逆転負けの悪夢も見ただけに、「自分たちの野球をもう一回取り戻せるように」と力を込める。

 1番・近本の出塁から得点を奪うのが、虎の必勝パターンだ。ヤクルト戦は対戦打率・300と相性バッチリ。神宮球場では4月17日の延長十一回に決勝アーチを右翼席へたたき込んでいる。

 ここまで全70試合に出場し、打率・285、3本塁打、21打点。83安打はリーグ2位タイで、19盗塁はリーグトップを走っている。「何とか首位をキープして。1試合でも多く勝てるように。チーム全員で頑張っていきたい」。前半戦首位ターンへ、不動の1番が球児野球を体現する。

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