阪神ローテ再編 金曜の村上&火曜の才木以外は大幅シャッフル 首位固めへ村上先陣!相性考慮
阪神が27日からのリーグ戦再開に向けて、先発ローテを大幅にシャッフルすることが23日、分かった。27日からのヤクルト3連戦(神宮)は村上頌樹投手(26)で先陣を切り、ジョン・デュプランティエ投手(30)、伊藤将司投手(29)とつなぐ。7月1日からの巨人3連戦(甲子園)は才木浩人投手(26)から大竹耕太郎投手(29)、ドラフト1位の伊原陵人投手(24)=NTT西日本=で首位固めを狙う。
阪神は前半戦を首位で通過するため、先発ローテを再編する。27日からリーグ戦が再開。同日のヤクルト戦(神宮)は、これまで通り開幕投手の村上に託す。この日は甲子園の室内練習場で投手指名練習に参加。25日に27歳の誕生日を迎える右腕は気を引き締めた。
交流戦は3試合で未勝利に終わっただけに「申し訳ない」と反省。「自分の仕事でしっかり投げられるようにやっていきたい」。ヤクルト相手には5月2日に甲子園で完封勝利。27日から2週間後の7月11日にもツバメ打線との対戦があり、相性的にも申し分がない。
そして、2戦目にデュプランティエが回ることになった。6試合連続で木曜日の登板だったが、ヤクルトからはセ・リーグで唯一、勝ち星を挙げている。3戦目は“サンデー将司”として、19日に抹消された伊藤将が中10日で務めることになった。セ・リーグ相手には今季初先発となるが、状態を上げてきた男には期待が持てる。
7月1日からの伝統の一戦では初戦に才木がスタンバイ。18日に抹消され、少し登板間隔は空くが、いいリフレッシュになるだろう。2、3戦目には大竹と伊原のダブル左腕で臨む。大竹は巨人戦に今季初登板。伊原は4月27日に勝ち負けは付かなかったが、6回4安打1失点の好投を見せている。
さらに7月8日からはマツダで広島3連戦。大竹は5月31日にマツダスタジアムで無傷の8連勝を飾り、広島キラーとして知られている。伊原もカープ相手には3試合の先発で、3勝0敗。救援登板も合わせれば、19回1/3で1失点しかしていない。この好相性ぶりもローテ再編の一つの理由として考えられる。
チームは交流戦で借金2と苦しんだものの、リーグ首位は変わらず。オールスターまでの前半戦で5球団を突き放すためにも、1勝の積み重ねが大事になってくる。強力な6枚を適材適所で起用し、優勝へと突き進む。
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