阪神が連敗7でストップ 森下先制V打、佐藤輝がとどめの19号2ラン 伊藤将は6回1失点の粘投で347日ぶり1勝
「阪神8-1ロッテ」(18日、甲子園球場)
阪神が接戦をしのいでロッテに辛勝。連敗を7で止めた。森下の先制打が決勝打。投げては先発の伊藤将が6回9安打1失点の粘投で、昨年7月6日のDeNA戦(甲子園)以来347日ぶりの1勝を手にした。
試合は序盤から阪神ペースで進んだ。三回、先頭の近本が四球で出塁後、中野が送りバントを決めて1死二塁。ここで森下が打席に立つと、2-1から4球目。二走の近本が相手バッテリーの隙を突き、三盗を決めた。森下は続く5球目を打ち、右前打で先制点を奪った。
「初回もチャンスメークしてもらい、1本出すことができなかった。同じシチュエーションの中、(近本)チカさんが3塁まで進んでくれたので、何とか先制点に繋げたいと思いました」
主導権を奪うと、五回には再び近本の右前打から、ロッテの先発・田中晴の制球が乱れ、3暴投も絡んで中野の右前適時打で2点目。さらに1死一、二塁から大山の左前打でリードを3点に広げた。
一方、今季2度目の先発となった伊藤将は、序盤から粘りの投球を見せた。初回から二、三回といずれも先頭の安打を浴びた中、要所を締めながら得点は許さない。六回、1死から3連打で満塁をされると安田の中犠飛で1点を失ったが、続く藤岡を中飛に抑えて最少失点で切り抜けた。
連敗中、開幕から抜群の安定感を誇ったリリーフ陣が崩れ、逆転を許すシーズンが目立った。だが、この日は七回をネルソン、八回を及川、九回を岩崎と繋ぎ、無失点リレーでリードを守り抜いた。
八回には佐藤輝がゲレーロの160キロを仕留め、中堅左に19号2ラン。一挙5点の猛攻で、試合を決めた。
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