阪神 佐藤輝明が驚がくの一撃 外角低めを右手一本で右翼席へ 直前にはスイング時にボールが手を直撃 まさかの一発に敵地どよめく

 「日本ハム-阪神」(4日、エスコンフィールド)

 阪神の佐藤輝明内野手が四回の第2打席で右翼席へ14号ソロを放った。直前にスイングした際ににボールが手を直撃した中、右手一本でスタンドにたたき込んだ。

 四回1死の第2打席。内角高めのボール球をスイングした際、手に当たり本人は激痛に表情をゆがめた。

 トレーナーがベンチから出てくる中、何度も手を握りながら痛みを消した佐藤輝。プレーを再開し、1球のファウルを挟み、外角低めのスライダーを右手一本で捉えた。

 打球は長い滞空時間を経て右翼席最前列へ。まさかの打球にスタンドも大きくどよめき騒然となった。これで佐藤輝は11球団制覇のアーチ。さらに続く大山も2試合連発となる同点ソロ。阪神が一気に試合を振り出しに戻した。

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