阪神・前川 ソフトバンク・近藤に弟子入り 難解な打撃理論も「聞きに行って良かった」

 阪神の前川右京外野手(22)が24日、ウエスタン・ソフトバンク戦の中止を受けて、SGLの室内練習場でソフトバンクの近藤健介外野手(31)から打撃理論を学んだ。

 自ら歩み寄って教えを請うた。バットとボールを持ちながら約10分間。近藤も身ぶり手ぶりを交えて丁寧に教えた。

 前川は詳しい内容は伏せつつ「今は手だけで振っている。いい時はいいけど、悪くなったら急激に悪くなる。そういうことをいろいろ教えてもらった」と実りある時間を振り返った。好不調の波を減らすためWBC戦士を頼った。「言っていることは理解できたが、いざバットを持ったら何もできない」。難解な打撃理論にも果敢に挑んだ。

 そんな若虎の思いに近藤も応えた。「真面目。(質問に来るのは)勇気のいることだし、それだけバッティングのことを考えている。すごいなと思う」と話した。続けて「まだまだ若い。いろんな引き出しを増やすことが大事」と技術を授けた理由を明かした。「今は吸収しないといけない時期。聞きに行って良かった」と前川。“近藤塾”の成果を発揮していく。

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