阪神・ビーズリー Gキラー“神話”崩壊 四回途中KO「もっといい投球をしないといけなかった」

 「阪神4-5巨人」(21日、甲子園球場)

 悪天候の下、悔いが残る結果となった。阪神先発のジェレミー・ビーズリー投手は四回途中KO。4月17日・ヤクルト戦(甲子園)以来の先発マウンドで2敗目を喫し、助っ人は唇をかんだ。

 「最初の3イニングは思い切って投げていって何とか粘っていけたけど最後の(先頭四球の)イニングは言い訳できないね。もっといい投球をしないといけなかった」

 立ち上がりから毎回、得点圏に走者を背負う。何とか無失点で切り抜けていたが、雨脚が強まった四回に崩れた。先頭・中山への四球から無死一、二塁のピンチを背負い、浅野の左翼線二塁打で痛恨の先制点を許した。

 藤川監督は早くも交代を決断。結局ビーズリーは3回0/3を6安打2失点。過去7度の対戦で4勝無敗、防御率0・65と好相性を誇っていた“不敗神話”は崩壊してしまった。

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