阪神・百崎 3の3!打率・347 ウエスタン首位打者浮上「自信持ってやってます」 平田2軍監督「大したもんだよ」

 6回、投球をよけて1回転する百崎(撮影・金居みつよし)
 6回、投球をよけて1回転する百崎(撮影・金居みつよし)
 6回、投球をよけて1回転する百崎(撮影・金居みつよし)
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 「ウエスタン、阪神1-19オリックス」(20日、日鉄鋼板SGLスタジアム)

 大物の安打製造機が、快音を連発させた。阪神・百崎が3打数3安打の活躍で、打率は・347まで上昇。ウエスタン・リーグの首位打者となった。チームが大敗する中、孤軍奮闘でファンを沸かせた。

 勢いが止まらなかった。二回は右前にうまく流すと、四回には左前打。六回には三塁線を破る二塁打を放った。「試合に入ったら自信を持ってやってます」。2年目の若虎は、顔つきからも雰囲気が出てきた。

 この日は投手陣が大量の四死球を与えるなど、崩壊。守りの時間が長くなり、集中力を保つのも難しい状況だったが「切り替えて一つ一つ今やれることに集中してやってます」と気にならず。平田2軍監督も「やっぱりそういうところの集中力というか、大したもんだよ。百崎だけはもう褒めれるわな」と絶賛した。

 ファームとはいえ、リーディングヒッターになったが「最後まで続かないと意味がないので、今だけの数字で終わらないように頑張っていきたい」と表情を引き締める。目指す1軍の舞台へ、まだまだ成績を伸ばしていく。

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