阪神・大山 今季初3安打!直近5戦打率・316復調気配「チームが勝てたので、それが一番よかった」

 「阪神4-0巨人」(20日、甲子園球場)

 今季初の響きが心を癒やした。G倒勝利に花を添える3安打、猛打賞。阪神・大山悠輔内野手に復調気配が漂ってきた。殊勲を才木、森下に譲った一戦で試合後の言葉数は少ない。それでも屋台骨を支えてきた5番が戸郷、石川、船迫からの固め打ちは次戦につながる好材料になった。

 「チームが勝てたので、それが一番よかったです」

 試合後はかみ締めるように、ゆっくりと言葉を紡いだ。まずは初回。森下の2ランで先制後、佐藤輝が四球を選ぶ。まだ動揺が見え隠れする相手エースに対し、大山はセオリー通りに四球後の初球を狙った。左前打でつなぐと、前川の併殺崩れ(記録は遊撃・泉口の失策)の間に3点目。反撃意欲をそぐ追加点となった。六回は石川のスクリュー、八回は船迫のカーブを左前に運んだ。直前には三塁ベンチ前の飛球に対し、中山が目測を誤って捕球できなかった。浜風にも背中を押された猛打賞だ。

 直近5戦は19打数6安打、打率・316と数字が戻ってきた。さらに対巨人戦は同・325と頼もしい。好調打線を支える不動の5番。勝利につながる一打を求めて戦う。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス