阪神新助っ投ネルソンが圧巻1回0封 平田2軍監督「落ち着いていて、コントロールもいい」11日連投テストへ

 8回、川村を投ゴロに仕留め笑顔のネルソン(撮影・西田忠信)
 8回、3番手で登板するネルソン(撮影・西田忠信)
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 「ウエスタン、阪神6-3ソフトバンク」(10日、日鉄鋼板SGLスタジアム)

 全く相手を寄せ付けない完璧な投球だった。復帰3試合目の登板となった阪神・ネルソンは、1回2奪三振無失点の好投。「全部の感覚がよかった」と納得の表情を浮かべた。

 圧巻の投球にスタンドの虎党からは、大きなどよめきと拍手が起こった。3点リードの八回、マウンドに上がると、テンポよくストライク、アウトを奪っていく。最後はリチャードをこの日最速となる154キロで、3球三振に仕留めた。

 新助っ人右腕は、セットアッパー候補として期待されながら、3月のオープン戦で下肢を痛め、戦線離脱。それでも4月30日のウエスタン・ソフトバンク戦(筑後)で実戦復帰を果たすと、3戦連続無失点だ。「体は何も問題ない。いい感じで状態は上がっていますし、いい確認ができている」と調子は右肩上がりだ。

 平田2軍監督は「落ち着いていて、コントロールもいい」と高く評価。「明日連投させるよ」と連投テストも明言した。1軍では中継ぎ陣にケガ人や体調不良者が出るなど、めまぐるしくメンバーが入れ替わっている。1軍初昇格へ、段階を踏む右腕は「自分のやれることを信じて準備したい」と力を込めた。

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