阪神 前川右京への死球に横浜スタジアムが騒然 怒号と悲鳴が入り交じる 右太もも直撃で打席に倒れ込む 第2打席で踏み込んで左翼線二塁打

 「DeNA-阪神」(23日、横浜スタジアム)

 初回に阪神・前川右京外野手が右太ももに死球を受け、横浜スタジアムが騒然となった。

 1点を先制し、なおも2死一、二塁の場面。ジャクソンが投じたスライダーが引っかかった形となり、前川の右太ももに直撃した。そのまま打席に倒れ込み、激痛に表情をゆがめた若手のホープ。スタンドからは怒号と悲鳴が入り交じり、一時騒然となった。

 前川はこの試合まで10試合連続安打をマーク。打率・323でセ・リーグのランキング5位となっている強打者だけに、厳しい攻めとなった模様だ。

 それでも同点の四回に迎えた第2打席では甘い変化球を踏み込んで左翼線にはじき返した。二塁へ激走し、死球の影響は感じさせず。これで11試合連続安打とした。その後、打線は2死満塁と好機を広げ、中野の右前適時打で勝ち越しのホームを踏んだ。

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