阪神が意見書提出へ 3日・DeNA戦での不可解判定 嶌村本部長「誰を責めるというのは全くありません」
阪神の嶌村聡球団本部長(57)が4日、3日のDeNA戦(京セラ)での不可解な判定を巡って、日本野球機構(NPB)に意見書を提出する方針であることを明かした。
問題のシーンは2-2の九回1死一塁で、ゲラが佐野から空振り三振を奪ったかに見えたが、栄枝が捕球しきれず、ファウル判定とされた。藤川監督からの抗議を受けて審判団が集まったが、判定は覆らなかった。最終的に四球を与えて、次打者の山本に勝ち越しの2点適時三塁打を浴びた。
嶌村本部長は「審判も必死でジャッジされているのを承知しています。誰を責めるというのは全くありません」とした上で、球団としての受け止めを説明した。リプレー検証の対象外だったが、「試合後、映像を見た時に空振りだなという認識があります。その時の判断と、結果として乖離(かいり)がある。それをどう埋めていくか。12球団で起こり得ることを、どう改善していったらよいのか」と指摘。再発防止に向けた善処を訴えた。
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