糸井嘉男氏の恨み節を鳥谷敬氏がバッサリ「自分の方が上」ドラフト自由枠でまさかの悲哀 昭和のドラフト5位は年俸250万円に「コンビニで頑張ったら…」

 阪神OBの鳥谷敬氏が1日にフジテレビで放送された「ジャンクSPORTS プロ野球4世代同学年ペア」に出演。「世代ごとの球界の常識」というトークテーマで、ドラフト時の制度について言及した。

 鳥谷氏が阪神入団を決めた2003年度ドラフトは、自分で行き先を決めることができる自由獲得枠制度があった。それまでの逆指名から名称が変わったものだが、「逆に迷った。出られるチームで考えるのか、強いチームに行くのか。だから自分はパッとクジで決めてもらった方がよかった。逆に悩みが多かった」と当時を振り返る。

 競演した糸井嘉男氏も日本ハムに自由獲得枠で入団。ただ「阪神ファンやったんで、いざ阪神に行きたいですって言ったら『スマン、鳥谷に決まってる』って言われて。泣きそうになりました。鳥谷の鳥も見たくないって」と当時のエピソードを明かすと、鳥谷氏はクールに「自分の方が上だったのでしょうがない。相手が選ぶことですから」とバッサリ切り捨てた。鳥谷は早大時代に1年春からレギュラーに君臨し、2年春に三冠王を獲得するなど、近大で投手として活躍した糸井氏より実績は上だった。

 その後、ドラフト制度は球団側の不正が明るみに出るなどしたため、2006年の大学・社会人ドラフトを最後に選手側が球団を選べる制度は撤廃。1位は入札&抽選システムとなり、2位以降はウェーバーとなった。

 また1965年生まれの星野伸之氏は、83年度ドラフト5位で阪急に入団。1年目の年俸が250万円だったことを明かすと、元西武の金子から「コンビニで(アルバイト)頑張ったら…」と鋭いツッコミ。当時と現在では物価が違うとは言え、星野氏も「コンビニで頑張ったら行けそうな金額」と語っていた。

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