阪神・ドラ2今朝丸 大山、森下らと真っ向勝負 1、2軍合同紅白戦「持ち味のストレートで」主軸斬りに自信満々
阪神のドラフト2位・今朝丸裕喜投手(18)=報徳学園=が26日、鳴尾浜球場での新人合同自主トレで、初めて捕手を座らせてブルペン投球を行った。春季キャンプでは具志川組(2軍)スタートとなったが、2月8、9日に行われる1、2軍合同紅白戦での登板に意欲を見せ、大山、森下らに真っ向勝負を挑む決意を表明した。
ビシッと強い音を立てて白球を投げ込んだ。育成ドラフト2位の嶋村(四国ILp高知)を座らせて、力感は8割程度。直球を中心に、カーブとスライダーを織り交ぜながら約20球を投げた。「いつもよりスピンがかかった。体のキレとかも出てきたのでいいかな」と順調ぶりを漂わせた。高卒1年目でまだ焦る段階ではないが、気合が入るのも無理はない。
春季キャンプ中には、1、2軍合同紅白戦が控えている。右腕にとって絶好のアピールの場であり、1軍バリバリで活躍している打者と対戦できる貴重な機会だ。「バッターに対する姿勢と、あとは0でしっかり抑える」と自信満々に目標を口にした。対戦したい打者には「大山選手、森下選手とやりたいです」と挙げ、「自分の持ち味のストレートで、どんどん押していくイメージで」と既に“主軸斬り”のビジョンは見えている。
新人合同自主トレも大詰めとなり、キャンプインが迫ってきたが18歳は泰然自若だ。「今は本当に楽しい気持ち」と、24時間野球漬けの生活に充実感いっぱい。春季キャンプも全力で駆け抜ける。
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