阪神・茨木 約6800キロ大移動トレ 春季Cへ「気持ちを入れてアピールできれば」
阪神の茨木秀俊投手(20)が17日までに取材に応じ、オフは約6800キロの大移動トレを敢行中であることを明かした。「大阪から東京、新潟、北海道、大阪、沖縄っす」と経路を説明。あいさつ回りなどもあり、大阪から東京へ移動し、その後は母校・帝京長岡のある新潟へ。年末年始は地元・北海道に帰省し、帰阪すると、今度は現在自主トレを行っている沖縄へ飛んだ。
地元では「ジムに行ったり、雪の上を走ったりしていた」と話し、各地で練習を怠らなかった。自主トレから帰阪するとすぐにまた春季キャンプで沖縄入りする。日本からハワイへの片道約6600キロを超える総移動距離だが、「大変じゃないです」と余裕の表情だ。
自主トレのテーマはフォーム固めと体作り。昨春キャンプ前は立ち投げ程度だったが「それで良くなかった」と、自主トレでは1、2回ブルペン入りする考えを明かした。
秋季キャンプで藤川監督に「ボールは素晴らしい」と称賛された右腕。春季キャンプへ「気持ちを入れてアピールできれば」と意気込む。今年の目標は「1軍登板」と「5勝以上」。初登板初勝利となれば球団高卒では21年の西純以来となる。まずはオフの成果をキャンプで発揮する。
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