阪神 岩崎が若林忠志賞を受賞 社会貢献活動を表彰 過去には藤川監督も受賞

 阪神は24日、2024年度(第13回)若林忠志賞に岩崎優投手(33)が選ばれたと発表した。

 阪神は2011年度より、継続的に社会貢献活動やファンサービス活動に取り組み、野球人として優れた見識を持つ選手を表彰する制度を設立。同分野のパイオニアだった球団OB故若林忠志氏の功績をたたえ、「若林忠志賞」と命名された。

 岩崎は球団OB能見篤史氏の活動を引き継ぎ、2021年から西宮市、静岡市清水区(岩崎の出身地)の幼稚園、保育園や児童福祉施設などに、シーズンの登板数に応じた金額相当分の玩具を寄贈するなど、こどもたちに夢を与える社会貢献・社会振興活動を継続的に行ってきた。授与式は25日の球団納会にて行われる。

 過去の受賞者

 2011年 桧山進次郎

 2012年 藤川球児

 2013年 岩田稔

 2014年 久保田智之

 2015年 鳥谷敬

 2016年 能見篤史

 2017年 特別賞 阪神タイガース選手会

 2018年 北條史也

 2019年 西勇輝

 2021年 岩貞祐太

 2022年 原口文仁

 2023年 近本光司

 ※2020年はコロナ禍で多くの選手が社会貢献活動を行い、特定の個人や団体の選定が難しいため見送り。

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