阪神、サヨナラで4連勝!森下がV打!7月月間勝ち越し 岩崎が九回2点差追いつかれるも、延長十一回に決めた
「阪神4-3中日」(28日、甲子園球場)
阪神がサヨナラ勝ち。今季3度目の4連勝で、7月の月間勝ち越しも決めた。延長十一回、森下がプロ初のサヨナラ打を放った。
2点リードの九回。抑えの岩崎がつかまり、無死満塁のピンチを招くと、内野ゴロの間に1点差にされた。続く中田に左前適時打を浴びて、土壇場で同点に追いつかれた。
しかし、延長十二回。先頭・近本が中日の守護神・マルティネスから左前打を放ち、出塁。中野が送って1死二塁から、森下が左前適時打を放ち、死闘にピリオドを打った。
阪神は1点を先制された直後の二回、先頭の大山が松葉から左中間へ8号ソロを放ち、同点に追いついた。
ただ、その後はあと一本が出ない展開が続いた。四回には2死一、三塁の好機をつくるも、大山が二ゴロ。五回には無死一、二塁で中野が併殺打。2死三塁となり、森下は空振り三振に倒れた。
それでも六回、先頭の佐藤輝が二塁打を放つと、大山も中前打。無死一、三塁となると、代打・前川が適時中前打を放ち、勝ち越しに成功した。
七回には中野の四球、森下の右前打で1死一、三塁とすると、佐藤輝の打球を二塁・田中がトンネル。相手のミスで貴重な追加点を挙げた。
先発の西は初回を三者凡退に抑える順調な立ち上がり。二回に先頭の細川に先制ソロを許したが、三回以降はピンチを背負いながらも無失点に。6回4安打1失点7奪三振と試合をつくった。
2番手の桐敷は七回、連続四死球で無死一、二塁のピンチを招くも、バントを試みた代打・田中の打球を自ら三塁に送球し、封殺。続く代打・中田を遊ゴロ併殺打に仕留めて、リードを守り抜いた。