阪神・高橋が実戦2度目の先発「腕の状態的に前回よりいい」直球は「6割くらい」1回1失点2奪三振

 先発し力投する高橋(撮影・山口登)
 1回、満塁のピンチを背負いマウンドで汗を拭く高橋(撮影・山口登)
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 「ウエスタン、阪神-中日」(25日、鳴尾浜球場)

 17日に893日ぶりの実戦復帰を果たした高橋遥人投手(28)が2度目の先発で1回3安打1失点2奪三振。失点したものの「腕の状態的に、前回よりいいかなって感じ」と良好具合を明かした。

 初回、先頭・ブライトを遊ゴロに仕留めるとそのまま3連打され1点を献上。途中、前回の最速147キロと同じ球速を記録したが「6割くらいですかね。まだ全然(球速は)出てないし、球速よりも(球が)速く見えてないし。そういう意味では直球を選択できないっていうのもきつい」と吐露した。続く板山には死球で1死満塁のピンチに。残る打者2人は空振り三振、見逃し三振と持ち前の制球で斬った。

 高橋は21年11月に左肘のクリーニング手術、22年4月には左肘のトミー・ジョン手術、さらに昨年6月には「左尺骨短縮術」および「左肩関節鏡視下クリーニング術」を受けていた。

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