阪神2軍は10失点大敗 西純が5回5失点に和田監督「踏ん張れなかった」井上は復帰後初の2安打

 4回、追加点を奪われ険しい表情でベンチに戻る西純(撮影・北村雅宏)
 4回、左前打を放つ井上(撮影・北村雅宏)
 9回、追加点を奪われてベンチに戻る椎葉(撮影・北村雅宏)
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 「ウエスタン、阪神3-10オリックス」(16日、鳴尾浜球場)

 阪神は先発の西純が5回5失点と崩れ、続く岩田ら中継ぎも毎回の失点を許して首位・オリックスと7点差の敗戦。両チーム合わせて15四死球と投手が苦しい試合となった。

 打線は井上が復帰後初の2安打を放ち、3試合連続安打とした。途中出場の栄枝は3打数2安打。前回の3安打4打点に続き調子を上げている。

 和田2軍監督の一問一答は以下の通り。

-西純は。

「まあ、どの投手でもね、立ち上がりっていうところは難しい中で。(初回)ツーアウトからはね、4連打か。ちょっと全体的にゾーンが高かったし。まあ、調子が悪くても悪いなりにっていう、ところがね、今日はできなかった。そういうことをしていかないといけないレベルのピッチャーだと思うからね。今日はこう勝負どころで初回だけじゃなくて、五回もね。2死三塁とかね。そこらへん、ちょっと踏ん張りきれなかった。五回だっけか。五回はあれか、四回か」

-(五回ランニングホームランの)センターライナーは難しい打球だった。

「だろうね。うん。もうほんとに芯で、打球が動いていると思うからね。簡単じゃないよね」

-全体的に四球から点を与えてしまった。

「うん、そうだよな。打たれる分にはね、まあまあいいっていうかね、仕方ない部分はあるんだけど。ストライクがね、取れないっていうのはやっぱりしんどいな」

-最終回の椎葉は間隔も空いたが状態は。

「いや、まああの、こっち来た時、ファームにね。来た時が、もうちょっと底っていうかね。そういう状態だったから。それからは良くなって少しずつはね、上がってはきているけど。まあまあ、ちょっと、その椎葉の一番いい時を見ていないから、なんとも言えないんだけど。もう、その底の状態は抜けているけどね。まだやっぱりさっきも言ったけど、コントロールっていうところでね。どうしてもこうボールが先行するから、結局ストライクを取ろうと思って、強い球が行かないっていうね。ストライク先行するとね、キレのある変化球も持っているし思いきり腕を振れるんだけど。どうしてもボール先行するんで、やっぱり球が弱くなっているなという感じはする」

-1イニング投げる投手が結構いて、先発も長いイニング投げて、継続的に投げるのが難しい中で登板選手を選んでいる。

「まあまあ、それは時期的なこともあるし、今は数はいるので。試合の展開があったり、そういう中で投げていかないといけないから。それを言い訳にしたら、一軍でもそうだし、定期的に投げられるわけじゃないので。やっぱり自分がマウンド上がった時に、いかにね、自分の持っているものを出せるかっていう、その積み重ねだと思うんでね。今日は抑えられなかったピッチャーは次こそという気持ちで練習から取り組まないといけないし、そういうところだわな」

-高橋遥人は明日投げる。

「遥人が先発。1イニングだけ」

-どんな登板にしてほしい。

「ブルペンの通りっていうか、もう本当に思いっきり腕を振ってっていう。結果うんぬんじゃなくて遥人らしい球が出ればいいし。893日ぶりか、まあまあ、いろんな思いを持って、明日マウンドに上がると思う。 結果はいいっていうかね、結果うんぬんじゃないから。しっかり腕を振って、遥人らしいピッチングを見せてくれたらいいよね。それだけ」

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