阪神・伊藤将 6失点の悪夢払拭へ「繰り返さないように」17日、巨人戦先発

 キャッチボールをする伊藤将(撮影・中田匡峻)
 投内連係を行う伊藤将(撮影・中田匡峻)
 ダッシュをする伊藤将(撮影・中田匡峻)
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 17日・巨人戦に先発予定の阪神の伊藤将司投手(27)が15日、巻き返しを誓った。前回登板の10日・広島戦(甲子園)では自己ワーストタイの6失点を喫し、わずか2イニングでマウンドを降りた。制球を欠いた直球を何度も痛打され「コースが高くなったり、内に入って甘くなったりした」と反省。「繰り返さないようにやるだけ」と自らに言い聞かせるように、言葉に力を込めた。

 巨人戦は昨季、4試合に登板して2勝1敗、防御率2・10と好相性。昨年8月に敗れるまで5連勝を誇っていた。苦い炎上劇から立て直しを図るには絶好の相手だが「去年は去年なので。今年は監督も代わって、選手もルーキーとかいる。また違った状況なので関係ない」。再浮上への活路を相性に求めることはなかった。

 この日、甲子園は午前中で気温20度を超える晴天に恵まれ、伊藤将はトレードマークの半袖姿でじっくりと汗を流した。ブルペンでは約30球を投じ「いい方向に向いているかなと思う。ストレートのコントロールだったり、そういうのを確認した」と手応えは上々だ。

 昨季チーム最多となる146回2/3を投げ抜いた左腕。早い回の降板で再び中継ぎ陣に負担を強いるわけにはいかない。先発の責任を果たし、悪夢を拭い去る。

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