阪神2軍は逆転負け 先発の門別は5回2失点7奪三振の力投 和田2軍監督「投げていくうえで修正できる」

 先発して5回2失点の門別(撮影・立川洋一郎)
 5回、栄枝(手前)と言葉を交わす門別(撮影・立川洋一郎)
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 「ウエスタン、阪神3-5広島」(16日、鳴尾浜球場)

 阪神は逆転負けで開幕連勝はならなかった。1軍開幕ローテを狙う門別が先発し、5回3安打2失点で、7奪三振の力投を見せた。2日のオープン戦・日本ハム戦(札幌ドーム)以来となるマウンドで、初回立ち上がりから2者連続三振。二回1死からも2者連続で空振り三振を奪った。三回1死、石原に初安打を許すと、続く内田に直球を捉えられ先制2ランを被弾。その後は崩れることはなく、76球を投じた。

 六回から登板した及川は4回2安打3失点。勝利目前の九回2死一、二塁、前川に逆転3ランを浴びた。八回には3者連続三振を奪うなど7奪三振も、1球に泣いた。

 打線は2点を追う六回1死二、三塁、渡辺が中前適時打。七回には野口の適時二塁打に続いて、遠藤の犠飛で勝ち越しに成功したが、勝利には結びつかなかった。

 和田2軍監督の一問一答は以下の通り。

 -今日の門別については。

 「ちょっと間隔が開いたことによるズレというか。いつもの門別だったら、もうちょっとコントロールいいかなっていう感じはしたかな。これは投げていく上で修正できると思う」

 -及川は。

 「あの1球に関しては、バッテリー間のことなんで配球を何とかしないといけないところだったと思うからね、やっぱり、そこら辺の反省というかね。防ぎようがあったかな」

 -野口が途中出場でもしっかりと結果。

 「やっとちょっとずつ上がってきてるかな。一時、ちょっとバット振れない時期があって、バットが出てこないっていうね。体を振ってしまってる時期があったけど、この間の筑後ぐらいから、少しずつ昇り調子になってきてるかな」

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