阪神が同点のチャンス逃す 昨季までのチームメートだった巨人・馬場攻略ならず オープン戦8連敗中 9戦目の初勝利なるか

 5回、三塁ゴロに倒れる森下(撮影・山口登)
 4回、好機で見逃し三振に倒れたノイジー(撮影・中田匡峻)
 3回裏の攻撃を終え、選手交代を告げた岡田監督(撮影・中田匡峻)
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 「オープン戦、阪神-巨人」(10日、甲子園球場)

 阪神が同点の好機を逃した。

 四回に3番手・石井が2点を先制され、迎えた五回。この回から登板した昨季までチームメート、馬場に対して2死から坂本の中前打、近本の中前打で一、二塁とし、続く中野は四球を選んだ。

 しかし、続く3番・森下が三ゴロ。オープン戦では異例のチケット完売となったスタンドからは大きなため息がもれた。

 六回2死からはノイジーのポテンヒット(右前打)、前川のこの日2安打目となる右前打で一、二塁とした。だが、木浪が遊飛に倒れ、またしてもスタンドにため息が響いた。

 阪神はこの試合まで球団ワーストのオープン戦開幕から8戦8敗。この試合はオープン戦最後の甲子園での試合のため、敗れれば甲子園全敗で開幕を迎えることになる。

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