阪神・森下 2試合連続安打「少し角度つけられたら」 岡田監督は新バットにまたもぼやき「いつか変えるやろ(笑)」
「練習試合、広島0-4阪神」(18日、コザしんきんスタジアム)
阪神の森下翔太外野手(23)が対外試合2試合連続安打を放ち、外野手争いでアピールした。
五回無死。森の真ん中へのカットボールを捉え、左中間へ鋭いライナーを運んで左前打。「ボールは良く見えている。打ちにいった中で見逃せている部分も多くある」。紅白戦も含めた実戦全4試合で安打を放っており、手応えは上々だ。
岡田監督は「もう普通にやってると思うよ。そんな悪いスイングしてないし」と言いつつ、苦笑いで注文した。「あとはボールが上がるバットやな(笑)。上がらんやろ?あのバットじゃ。いつか上がるバットに変えるやろ(笑)。ほんまにもう」。長打を期待するだけに、コンタクト率のアップを目指して使用している「ピート・ローズ」モデルのバットに、またしてもぼやいた。
森下も打球角度は今後の課題に挙げた。「打球にもう少し角度がつけば。もっと練習に取り組んで角度をつけられたら、もっといい打球がいくかなと思う」。バットを変更するつもりはない様子。豪快なアーチで指揮官を納得させていく。