阪神・梅野 骨折以来188日ぶり対外戦出場へ「やることやる」「慣れというか、実戦感覚が大事」

 シートノックでボールを回す梅野(撮影・立川洋一郎)
 守備練習に励む梅野(左、右は坂本)=撮影・飯室逸平
 ブルペンで投手陣の球を受ける梅野(撮影・中田匡峻)
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 「阪神春季キャンプ」(16日、宜野座)

 阪神の梅野隆太郎捕手(32)が、17日の練習試合・楽天戦(宜野座)で188日ぶりとなる対外試合に出場する。骨折した昨季8月13日のヤクルト戦(京セラ)以来。「やることをしっかりやって。打つ方も守るほうも。やれることを思い切りやりたい」。ここまでの取り組みの成果を発揮する。

 久々の対外試合も問題ない。今季初実戦となった12日の紅白戦では「6番・捕手」で先発出場。バットを寝かせるフォームを試すなど、試行錯誤している打撃で内野安打を放つと、守備でも矢のような送球で島田の盗塁を阻止。今キャンプは発熱で10、11日の練習を休んだが、その後は順調に調整を進めて故障前に見せていた本来の姿に戻ってきている。

 完全復活へ向けてあとは感覚を取り戻すだけだ。この日は、ブルペンで投手陣のボールを受けると湯浅が投げている際には打席に入った。今キャンプ初の対外試合を前に「慣れというか、実戦感覚が大事」と梅野。正捕手返り咲きを目指し、まずは万全の準備を整えていく。

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