「阪神春季キャンプ」（３日、宜野座）

　阪神・才木浩人投手（２５）が今キャンプ初めてブルペン入りした。１月下旬に体調不良を発症し、１軍先乗り自主トレを見送っていた右腕。「第１クール中に投げたいなというのはあった」と直球のみ２０球。球の回転、感覚などを確かめた。

　捕手を座らせての投球は約２週間ぶりだったが、「ボールの回転もよかったし。投げる感じも悪くなかった」と問題ない様子だ。４日はブルペン入りしない予定だが、「第２クールからしっかり入って。体も全然問題ないので、力も入れながら上げていこうかな」と６日以降、投球機会も増やしながら調整を進める。

　今オフ食事にも行ったという藤浪からは“メジャー流”の考え方なども教わり、「参考にしながら今年はやれたらいい」と話した。続けて、「活躍を願いながら、自分も負けないように一緒に頑張っていきたい」と気合。ここからギアを上げ、どんどんアピールしていく。