阪神 宜野座で異例の“Vパレード” 岡田監督&選手らが手を振りながらファンの前へ セレモニーで「アレではなく連覇」と宣言
「阪神春季キャンプ」(1日、宜野座)
練習開始前に異例のセレモニーが行われた。
宜野座ドームから球場までの約100メートルを岡田監督はじめ首脳陣、選手、スタッフが手を振りながらゆっくりと歩いて移動。優勝パレードさながらのシステムで沿道には多くのファンが駆けつけ、園児らも大きな声援を送っていた。最後尾はビーズリーと新外国人のゲラが歩き、沿道からの声かけに手を振る姿もあった。
例年はベンチから選手がグラウンドに出てくるが、一風変わったシステムに。その後、球場内で行われた歓迎セレモニーに臨んだ。岡田監督はあいさつで「昨年、宜野座に来て20年だと思うんですけど、2003年はコーチで、2005年は監督で宜野座からスタートしたんですけど、タイガースは宜野座に来て3回目のリーグ優勝を成し遂げました。次は何を目標にするんかと思ったんですが、連覇は球団史上ないので、今年の目標は連覇。全員で邁進したいと思います」と語った。
さらに「去年はアレを9回言ったと言われてね。そんな言った気はないんですけど、今年は連覇を目指して。佐藤輝がいい言葉を言ったんですけど、『アレンパ』ですかね。目標は一つですので」と今年は「アレ」ではなく、はっきりと連覇という言葉を口にした。