掛布雅之氏 酒井法子らと神戸で炊き出し 阪神・淡路大震災から29年「風化させたらいけないイベント」

 神戸震災復興ライブを行った(左から)寺島啓太、掛布雅之氏、酒井法子、松村邦洋、的場寛一(撮影・神子素慎一)
 声援に応える酒井法子(左から2人目)。的場寛一氏、掛布雅之氏、松村邦洋(撮影・神子素慎一)
 黙とうを捧げる酒井法子(中央)ら(撮影・神子素慎一)
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 阪神の4番を務め、ファンからミスタータイガースと称される掛布雅之氏が17日、神戸市長田区の大正筋商店街で行われた「第20回 神戸震災復興フリーライブ ONE HEART」に参加。カレーの炊き出しなどを行った。

 イベントではタレント・松村邦洋とのトークショーを行い、歌手・酒井法子はライブで歌声を披露した。29年前、阪神・淡路大震災が発生した数日後にお好み焼きの炊き出しを行っていた掛布氏。この日はカレーを作って手渡した。

 イベント参加に際し「風化させない、忘れちゃいけない。その思いですよね。忘れさせちゃいけないイベント。こういうことが起こった時の準備というかね。もう29年前だけど、伝えていかなきゃいけない大切さってあると思うんです」と語っていた掛布氏。その思いを被災地で示した形となった。

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