阪神・近本 手作りVパレードやる!自主トレ先の鹿児島・沖永良部島で 子どもたちの夢の後押しに

 パスポートを手に搭乗口へ向かう近本(撮影・高部洋祐)
 沖永良部島で自主トレを行った近本(右端)とサポートを続けている山田朗人さん(左から2人目)(提供写真)
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 阪神の近本光司外野手(29)が自主トレを行っている鹿児島・沖永良部島が、来年1月上旬に18年ぶりのリーグ優勝と38年ぶりの日本一を祝うパレードを計画していることが13日、分かった。

 パレードは近本が自主トレで同島を訪れたタイミングで実施される。パレード用のバスがないため、近本はオープンカー型の軽自動車などに乗車する予定という。地元商店街を歩行者天国にして、和泊、知名両町の野球少年団の子どもたち約50人が先導し、500メートルほどの距離を30分かけて移動。島民を挙げての、手作りの温かなパレードになる。和泊中の体育館で近本のトークショーも開かれる。

 近本は21年から毎年1月に沖永良部島で自主トレを続けており、両者の絆は年々深まっている。6月にはサッカー日本代表の遠藤航(リバプール)が島を訪れ、子どもたちを対象にサッカー教室を行った。一流選手と触れ合う「体験」が子どもたちの夢の後押しになればと祝勝パレードが企画された。1年ぶりの来島。南の離島が近本の凱旋を心待ちにしている。

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