阪神・大竹 クラシックから刺激「MORE THAN BASEBALL」の精神で虎党の心震わせる

 阪神・大竹耕太郎投手(28)が4日、来季は「MORE THAN BASEBALL」の精神で虎党の心を震わせると誓った。

 3日に開催された演奏会「第41回サントリー1万人の第九」にサプライズ出演。大の阪神ファンとしても知られる指揮者の佐渡裕氏から同イベントのサブタイトルにもなっている「MORE THAN MUSIC」の精神を伝えられ「音楽だけど、音楽以上の、というか。(野球も)魅了しようと思ってやるもんじゃないですけど、自分が目の前のことに集中してやっていったら、勝手に盛り上がってるというイメージです」とうなずいた。

 就寝前にクラシック音楽を流すこともあるという左腕は「観客も含めた一体感がすごいなと。選手もファンも一体となって試合を作り上げるみたいな」と野球と音楽の共通点を感じたという。「人の心を動かすという点では同じ。自分もプレーで作っていけたら」。一球一球に魂を込め、来季も周囲を魅了する快投を演じる。

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