阪神「3年目やからええやろ、1年目に譲れ」村上がイジった森下発言 おっとり兄さんとヤンチャな弟の関係?

 阪神の村上頌樹投手が新人王とセ・リーグMVPのW受賞を果たした。新人王の会見で報道陣を爆笑させたのが「あいつからは『3年目やからええやろ、1年目に譲れ』と言われたんですけど(笑)自分が勝ち取ったので良かった」と同僚・森下への発言だ。

 同じ東都リーグ出身で2学年上の先輩だが、シーズン中からまるで兄弟のようなやりとりを繰り広げていた。村上が登板していたゲームで森下がホームランを放った際、ベンチ前で出迎えた右腕の頭をポンとたたいた。一瞬、どちらが先輩か分からなくなるようなシーン。さらに一緒に立ったお立ち台では森下が村上の顔をマイクでぐりぐりするなど、その掛け合いは“おっとりしたお兄ちゃん”と“ヤンチャな弟くん”のイメージだ。

 これまでの野球界にあった先輩&後輩ではなく、一定の礼儀を守った上でほほえましいやりとりを繰り広げてきた村上と森下。特に森下は他の年上選手からも愛され、チームのムードを一変させるような爆発的なプレーを見せてきた。ルーキーがキャラを前面に出して伸び伸びできる環境、雰囲気の良さも38年ぶりの日本一を成し遂げた要因の一つかもしれない。

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