阪神日本一への分岐点、岡田監督猛抗議 参謀が「ストップウオッチで計った」のは?

 阪神の日本一を受けて、MBS「よんチャンTV」が「5時間緊急生放送SP 祝!!阪神タイガース38年ぶり日本一だよん」を放送。選手や岡田彰布監督の話、元阪神の掛布雅之氏ら解説陣が日本シリーズを振り返った。

 番組には、岡田監督を支えた平田勝男ヘッドコーチが出演。現役時代から変わらぬ明るいキャラクターでチームのムードメーカーとして優勝に尽力した同ヘッドは、名参謀としての一面も。今季のターニングポイントのひとつとしてあげられるのが、8月18日・DeNA戦(横浜)。同ヘッドは、岡田監督が、走塁妨害に関して審判に猛抗議した場面について振り返った。

 平田ヘッドは「カップラーメンは3分だけど」と“らしい”冗談で切り出した上で「抗議は5分。マネジャーに(抗議が始まってから)ストップウオッチで計っておけと言った」と秘話を明かした。抗議中には、同ヘッドが絶妙のタイミングで審判との間に割って入ったが、「4分半になっていた。長すぎると遅延行為になる」と粘りに粘った末だったという。

 「アンパイアも興奮していた。俺もいらんこと言うた」と苦笑いした平田ヘッド。「(岡田監督は)抗議をあまりしないから(選手は)執念を感じたんじゃないかな」と、ギリギリまで指揮官に抗議をさせた好アシストが、選手の士気を高めたようだ。

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