阪神・板山が戦力外「現実を受け止める」、ユーティリティーとして貢献、トライアウト目指す

 戦力外通告を受けた板山(撮影・中田匡峻)
 戦力外通告を受けた板山(左)と涙を流しながら握手を交わす野口(撮影・中田匡峻)
 戦力外通告を受けた板山(左)は井坪と握手を交わす(撮影・中田匡峻)
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 阪神は3日、北條史也内野手、高山俊外野手、板山祐太郎外野手ら8選手と来季の契約を結ばないと通知したことを発表した。

 板山は、成立学園高(東京)をへて亜大から2015年度ドラフト6位で入団。ルーキーイヤーの16年4月には1軍に昇格し、40試合に出場。21年には開幕1軍から43試合に出場した一方、ウエスタンのリーグ優勝、日本一も経験した。

 岡田彰布監督からは、内外野をこなすユーティリティーとして期待されていたが、今季は17打数1安打に終わっていた。通算137試合、195打数40安打1本塁打、打率・205。

 板山は、トライアウトを目指す意向を表明。「悔しくないわけではないが、毎日いろんなことに挑戦しながら頑張ってきた。この現実をしっかり受け止めて、これからいい方向に進んでいけるように、自分らしく一生懸命やりたい」と話した。

 阪神で戦力外となったのは以下。

 北條史也内野手

 高山俊外野手

 板山祐太郎外野手

 山本泰寛内野手

 渡辺雄大投手

 二保旭投手

 小林慶祐投手

 望月惇志投手

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